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Story

エチオピアツアー奇跡の

10日間を徹底レポート

  • 執筆者の写真Marre

5. 歓迎と拒絶!渡航前から大炎上‼️ 

更新日:2017年11月28日

FBにアップされたポストに瞬時に1000を超えるいいね。

そうかと思うと「拒絶」という文字も。

地元コーディネーターが「クレイジーだからコメント削除してくれ」というようなコメントもあった。

最終的にいいねは一万を超え、数百のシェア。

「ネット利用者10%未満の国では奇跡的だ」とジャーナリストが評価。一体何が起こっていたのか・・・・


ネットの世界でHEAVENESEはエチオピアで大炎上していた。

コーディネーターの元にも「政府主催の文化交流なのか、それとも宗教なのか?」との問い合わせが殺到していたという。

というのは、HEAVENESEがアメリカではゴスペルというジャンルでデビューしていて、プロデューサーもゴスペルのドン故アンドレ・クラウチだ。

第二言語として英語を話せる人が多いお国柄、HEAVENESEのyoutubeで過去のアメリカの番組のインタビューをチェックしたのか、我々の音楽をキリスト教だと思った人々が懸念していたようだ。

しかし、エチオピアは世界最古のキリスト教国なのだから、彼らにとってキリスト教は拒絶にあたらないはずだ。

それなのになぜ???

“エチオピア正教はハレルヤを言ってもダメだ。観客は失望する。この国で宗教と世俗は完全に分かれているから一緒にしてはいけない!“

そんなことを助言する人々もいた。

キリスト教でハレルヤがダメ?そんな話は聞いたことがない。


しかし我々の代表曲「LIFT」は、歌詞にハレルヤが出てくる。

これぞ、アンドレ・クラウチ・サウンドで、彼のシンガーたちが分厚いゴスペルコーラスを聴かせてくれている。


「歌詞のハレルヤもダメなの?」

何度もコーディネーターにぶつけてみた。

彼の答えは「うーん、大丈夫だと思うけど・・・」と釈然としない。


そうかと思うと、こちらが共演を依頼したゴスペル系の女性シンガーには、

“政府主催のイベントは世俗的だし、エチオピアのヒット曲を演奏しようとしているあなたたちとは同じステージには立てない!“

と共演を断られていた。

ハレルヤというキーワードに関するかぎり、旧約聖書に起因するから、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も問題ないはずだ。


エチオピア正教とプロテスタント、そしてイスラムという三つ巴の国家で「ハレルヤ」NGだなどと言われすっかり我々は混乱していた。

一体どんなショーをやればいいのか。


パスターZにきけ!!

エチオピア正教とプロテスタント、そしてイスラムという三つ巴の国家で「ハレルヤ」がNGだなどと言われすっかり我々は混乱していた。

一体どんなショーをやればいいのか。何を歌ってよくて何がダメなのか。

どんなトークが受け入れられ、何が拒絶されるのか。

全くわからないまま訪れたエチオピア。

そんな中、会う人みなが「そういう話はパスターZにきけばいい」という。

彼なら宗教国家エチオピアの現状を良く理解しているから必ず疑問に答えてくれるはずだと。

そしてエチオピア到着二日目のランチタイム。

待望のパスターZと面会することとなった。




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