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エチオピアツアー奇跡の

10日間を徹底レポート

  • Marre

12. エチオピア初公演。 JICAと協力、子供たちのために・・・。

最終更新: 2017年11月28日

エチオピアで初めての公演は公立学校。”ブラハンザレ小学校”。

アメリカでもイスラエルでもツアーの中に必ず地元学校での公演を実施してきた。

子供のうちに日本を好きになってもらう!未来につなげる大事な民間外交の一面だ。

JICAは日本ど最もよく知られている国際協力機構の一つで、様々な取り組みをしているが、途上国にボランティアを派遣しての教育援助も評価が高い。

Addis Abebaにあるプラハンザレ小学校では伊藤さんという女性隊員ボランティアに励んでいる。


この国ではほとんどの子供たちが小学校から高校までは教育をうけられる。

ラリベラのような高地のちいさな町にでも学校教育はしっかりと機能していた。

これは、前回も書いたように旧皇帝の意思で、その背後には日本がある。



電力がおちる!

教育よりも何よりも、渡航前から我々の最大の懸念は電力だった。

過去二回、スタッフが打ち合わせにエチオピア入りしていたが、どこにいても突如停電がおこると聞かされていた。

ホテルでもカフェでも、とにかく突如停電が襲ってくる。

知人の家にステイしていたスタッフはまる二日間の停電にでくわしたこともしばしばだ。

この国では、とくに急速に発展しているアディスアベバの電力は決定的に不足している。

今、アフリカ最大のダムを建設中で、それが完成した暁にはこの状況も改善されるだろうと、皇帝の子孫の方々も期待をかけている。

公共の場所はジェネレータを完備しているから、電力がおちると自動的に切り替わる。

と言っても、電力復旧までに最低でも1分は必要だ。

トラックを使用する楽曲は止まってしまうし、その場合どこから、どうやり直すのか、あるいはやりなおさずに、そのまま生楽器だけでボーカルも出ないなかやり続けるのか、最後のリハでいろいろな場合を想定して一応準備はしておいた。


いよいよリハを始めると、案の定電気が落ちてベースがでない。

他の楽器がやむと音ができる、一斉に演奏すると音がでない。

不安定な電力が原因だ。

野外の運動場での演奏だから、電源をとる場所が限られているし、この学校にはジェネレータもない。

こうなってくると音響さんには手も足もでない。



いよいよエチピア初公演

炎天下の午後2時。

子供たちは朝からソワソワしながら演奏をまちわびている。

校長先生の挨拶の後、隊員の伊藤さんの挨拶、そしてJICAエチオピア事務所の有銘さん(男性)の挨拶と続く。二人とも子供たちに大変慕われている。


副校長二人と伊藤隊員(右)



案の定、本番が始まった瞬間ピアノが落ちた。

スタッフが走り寄っていろいろチェックしていたが、どうにもなりそうもないのでピアノの使用はあきらめた。


学校の授業としてのプログラムなので短めのセットメニューを組んだ。


Intro  尺八・箏

LIFT

津軽三味線(津軽じょんがら節 )

かつぎ太鼓デュオ

パーランクコント

3N1

日舞 (

スピーチ

You are good.


うれしかったのはコントがバカ受けしたことだ。

なんと、こちらで、しょ、しょ、しょうじょうじ・・が超有名で、コント系に必ず使われている。

子供たちの前で歌ってみるとみな、歌えたし、それが日本の歌だと知っていた。

なぜ、勝常寺???


振り付けをおぼえてくれた選抜ダンサー


あらかじめビデオを送り、You are  Goodの振りを、学校代表のダンサーたちが覚えて練習してくれていた。

最後に彼らをステージに招いた。

みな「祭り」のハッピをきて、HEAVENESEの振り付けHIDETOMOの「よさこい風」の振りを一生懸命に踊ってくれた。



すべて滞りなく無事に終わった。

子供たちの無邪気な瞳にノックダウン。

経済的な理由ではなく、文化に憧れて日本を好きになる子供たちは、かならず未来に友好の架け橋となる。

小さなうちに希望と笑いに溢れたエジュテイメントショーとしての日本文化によって、強く日本を印象づけられたことは、今すぐに目に見える形は期待できないが未来にかかる大きな橋の土台をすえる一助となったと信じている。